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ブリームゲーム完全攻略(その5)~シーズン毎のセッティングとアクションのポイントとは?~

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主に今回は、シーズンごとのセッティングと具体的なアクションのポイントを紹介します。

チニング・ブリームゲームと言えば、夏の釣りというイメージがあると思いますが、今回は難易度の高い、冬から春先に掛けてのパターンについても紹介いたします。

キビレの食性

完全に推測ですので間違っているかもしれませんが、淀川でのキビレの食性についてまとめてみました。

1.春先から甲殻類や貝類が活動し始めて、初夏迄が最も活性が上がる時期(初夏)です。

2.真夏の高水温で、貝類が死滅し、メインベイトがフィッシュへ以降(秋)します。

そして、

3.秋に入り外洋の護岸等に居着く個体が増えて、淀川での釣果が落ちて(初冬)いき、

4.冬頃は釣果が一度復調するものの、春先まではなかなか口を使ってくれません(春)

ただ、全く食べないことは無いので、ぽろぽろと釣れるのは間違いないものの、ポイントとベイトパターンが合わないと数が出ない時期です。

つまり、上記の4つの時期で攻め方が変わってくるということです。

個人の見解として参考になれば幸いです。

初夏のパターン

ただ巻きで釣れますし、セッティングはそこまでシビアでなくても釣れますので。

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秋のパターン

主に10月から11月ごろの淀川です。このパターンは正直難しすぎて、釣れたことがありません。シーバス狙いに切り替えたり、アジングへ移行するため、そもそもの釣行数も少ないので、攻略方法もあいまいです。

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釣りとしては、なんでも釣れる時期なのですが、なぜか釣れないです。

今シーズン(2019年)秋の淀川に通ってみようと思います。

初冬のパターン

冬のブリームゲームについてはこちらの記事を参考に。

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ただし、冬と言っても水温はまだ高く、ベイトの入れ替わりとともに復調していたキビレを狙った結果でした。

スイムベイトですが、あまりアクションが強すぎると反応が得られないこともありますので、ステイがポイントになります。

冬から春先のパターン

春先のブリームゲームについてはこちらの記事を参考に。

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本当に難しいのは10月かもしれませんが、実際にキビレが釣れる時期として1月から3月にかけてが、最も難易度が高いと言っても過言ではないです。

ベイトの入れ替わりが起きているようです。

秋口はメインベイトが貝類からフィッシュに切り替わり、淀川等の河川にはあまりベイトがおらず、海へ出ていく個体が増えると考えられます。

春先にかけて、水温の低下で活性そのものも落ちるので、難易度が上がるということです。

その為、タックルはかなり感度を意識したものが良いですね。3月の初釣果ですが、ブルーカレントで結果が出せました。

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スピニングリールを前提にした話ではありますが、ハイシーズンでは、ほぼどんなタックルでも釣果が出せます。

しかし、初冬から春先にかけてのブリームゲームでは好感度ロッドは必須ですね。

なお、スピニングリールについても、もちろん慣性が低いリールをお勧めします。

アクションの考察

「キャストして、ラインスラッグを回収し、ロッドを少しあおってラインテンションを維持、再びボトムを取って、ゆっくりワームを引いてきて、またボトムを取って・・・。」を繰り返します。

キャストのポイント

川に対して対岸に向かってキャストするのをクロスと言います。そして、45度斜めにキャストするのを、アップクロス、ダウンクロスと言います。

アップクロスは、上流方向へ斜め45度へキャストすることです。一方、ダウンクロスは、下流方向へ斜め45度へキャストすることです。

基本的には、クロス方向へのキャストでOKです。

なお、流れに対してアゲインストに引いてくる方がボトム感知しやすいので、

下げのタイミングではダウンクロス、上げのタイミングではアップクロスにすると操作しやすいです。

ベースアクション

ベースとなる動きはズル引きやボトムバンピングです。

ズル引き・・・仕掛けをボトム迄落として、ゆっくりとリールを一定の速度で巻きます。そしてボトム形状の変化や、アタリなどをロッドやリールが教えてくれます。

ボトムの地形によって、ズル引きは根掛かりの原因になります。

ボトムバンピング・・・仕掛けをボトム迄落として、ロッドを少しあおって、ルアーを跳ね上げます。そして、再度ボトムを取って、少し(1秒とか2秒とか)間合いを取って、再度ルアーを跳ね上げる行為を繰り返します。その際、ラインスラッグを出来るだけ出さずに回収します。

ハードボトムの場合は、基本的にはボトムバンピングでの操作になります。

そして、それぞれの動きを一定のリズムで行うことが重要です。

流れが速い時の対処

シンカーの重量を上げるか、(ボトムを取らずに)ドリフトさせるか。

ドリフトさせる際のベースアクションはリフトアンドフォールです。

リフトアンドフォール・・・ロッドを持ち上げて、ロッドをゆっくり下ろしてきます。この際の動きはゆっくりでかつ、ボトムを取る必要はなく、リールをゆっくり巻き続けながら行ってもOK。

ドリフトですが、基本的には流れに対して、漂させるように仕掛けを流すことになるので、先ほどのキャストのポイントとは真逆となります。

つまり、下げのタイミングではアップクロス、上げのタイミングではダウンクロスにすると操作しやすいです。

ボトムゲーム

どのシーズンでも基本的にはボトム感知がキーになりますが、ハイシーズンはアタリが取れなくてもオートフッキングしてくれます。

その点は、メバリングのようにただ巻きでも掛かっているという状態になり、意識せずとも釣果が得られますが、喰いが渋くなると、アタリに対して合わせるという行為が必要になってきます。

つまり、ボトムゲームが中心となる訳です。

イレギュラーアクション

イレギュラーアクションとは何か?

具体的なアクションですが、『コツっ』とアタリがあったときに『待つ=ステイする』ことが出来るかどうか。

初めてブリームゲームをする際に、中々つかみどころがないと感じるのが、この『待つ』という行為。

これが出来るようになると、

好感度タックルの重要性や、

ベースアクションの徹底

イレギュラーアクションの優位性

徐々に理解できると思います。

基本的にステイすることに重点を置いて、アクションを組み立てます。

長い時は5秒とかステイすることもあります。アタリを感知したときに合わせずに我慢することが出来るかということも時には必要です。

まとめ

概ねブリームゲームの方法論とコツ、スタートする際のポイントも紹介しました。

次回はロスト対策の方法として、テキサスリグのバレットシンカーとオフセットフックについて掘り下げようと思います。

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