昨年夏に購入したジオスミストラルですが、購入から早くも一年たちました。
前回の記事はこちら。

今までクロスバイクらしいカスタマイズしないままだったんで、1年の節目に外観をいじることにしました!!!
購入したのがこの2点です。
そうです、ハンドル周りのカスタム!!
こうなります!!
ノグチ グリップ エルゴタイプ(95mmショート)
ノグチのエルゴグリップ(ショート×ショート)ですね。
長距離だと振動で手首に負荷がかかるので、エルゴタイプを選択しました。有名なエルゴンでも良かったんですが、価格とか使用感とかを口コミを参考に選びました。
ショートタイプだと95mmと純正が125mmなので3cmも短いけど、ショートタイプの目的が明確にあります。
ノグチは国内メーカーで創業明治37年、自転車部品用品卸のパイオニアですね。
Foglia(フォグリア) のバーエンドバー
バーエンドーバーも色々と調べましたが、適度な長さと価格面からフォグリアのバーエンドバーを選択しました。
少し曲がっていて、握る所にすべり止めが付いている。
エンドキャップ付きです。
バーエンドバーですが、これをセンターバーとして装着します。ハンドルの外側(end)ではなく、内側(center)に付けるんですね。
バーエンドバーをセンターに配置する理由
クロスバイクにバーエンドバーを装着する理由は大抵以下に集約されると思います。
- 見た目(外観・デザイン)
- 手や手首の負担軽減
主に外側に装着する場合は、デザイン性による動機が大きく作用していると思いますが、クロスバイクを長時間乗る場合、振動等で手首が痛くなったり、しびれたりします。
通常、ストレートハンドルのグリップを握ると手の甲が上を向く握り方になりますが、バーエンドバーを装着すると、手の甲が外向きになり、肩からひじ手首のねじれが解消されてライドポジションが安定したり、手首の負担が軽減します。
その際、ハンドルバーの外側だと、腕が開きすぎるので、肩幅程度の開きに合わせる場合には内側に装着するのがちょうどいいんです。
加えて、ショートタイプのグリップを採用する理由も、この肩幅に合わせる為。
あまりにも内側に設置すると、肩幅より狭くなりハンドルの操作性が著しく悪化するんですね。極端に言うとハンドルが切れないという状態に。
要約すると、バーエンドバーをセンターに取り付ける目的は、
となります。
純正ハンドル取り外し
圧着させているので、回しながら外します。
少しずつズラしていきますが。
パーツクリーナー等を噴出して、すべりをよくすると、
すっ・・・と取れたりします。
取り付け作業
バーエンドバーの向きが逆に(本来はナットが下になるように差し込みます。)組んでしまいましたが、取り付けの手順を紹介します。
必要な工具
アーキレンチ3mmと5mmです。
他は不要です。
そうなんです、簡単なんですよね!!
エルゴグリップ装着
先にバーエンドバーを入れてからグリップを挿入。
ボルトで固定するタイプなので、簡単に入りますよ!!
詰めると左右だいたい1cm空きます。
パイプカッターで切っていいんですが、シフトレバーを移動させる必要があり、セッティング箇所の余裕がなくなる可能性があるので、つけてから検討する方がいいですね。
ボルトにグリスを塗ります。
固着防止ですね。
エンドにグリップを合わせると。
この程度スキマが出来ます。
グリップを固定します。3mmのアーキレンチです。
仮止めして角度を調節します。
バーエンドバー取り付け(失敗例)
続けてバーエンドバーです。(間違って装着しているので、あくまで参考で・・・)
ナットが上に来るように装着すると、シフトレバーが干渉しないのです。
しかし、持ち手が痛いんですよね。
親指と人差し指で輪を作って、手のひらでバーエンドバーを包み込むように持つと痛いんですよね。痛くなかったらこれでも良かったんでしょうけどね。
こうなります。
間違って取り付けたのは、こんな感じです。
バーエンドバー取り付け(成功例)
バーエンドバーを正しく装着したのがこちら。
しかし、これだとシフトレバーが干渉するんですよね。
変則出来ない訳です・・・。
シフトレバーとバーエンドバーは、以下の写真のように・・・。
隙間を。
この程度(バーエンドバーの幅より少し広い位です)空ける必要があります。
あと、ブレーキがフレームに干渉してキズが付いていたので調整しました。
少し平行気味にするとフレームに当たらなくなりますが、前傾姿勢がきついとこれもまた操作性に影響が出ますね。
購入の時点で付いていたキズなので気にはしていないんですが、セッティングの際に注意してくださいね。
仕上げ(完成)
エンドキャップはしっかりと押し込めばハマります。
これで完成ですね。
少し変則しづらいんですが、慣れの問題もあるでしょうね。
シフトレバーを交換すれば、もう少し操作性が上がるかもしれません。
または、バーエンドバーの種類をを変えてみるのも手ですが、不具合が一切なく装着出来るものを見つけるのは難しそうですね・・・。
まとめ
冒頭には見た目が変わるカスタムと紹介しましたが、実際は機能性を高める為に行ったカスタマイズでした。
釣行の際には往復30km位するので、疲れないことが重要になってきます。釣りをしに行っているのに、クロスバイクで疲れすぎると、何をしているのか訳が分からなくなってしまいますから。
実際に乗ってみましたが、やはり変速もモタリはありましたが、慣れの問題ですね。
バーエンドバーを逆向きでも使えない訳ではないので、変速の操作性を重視するんでしたら、逆に付けてしまうのもアリかもしれません。掌に包み込むグリップはやり辛いですが、バーエンドバーを素直に握るのは問題なかったです!!
ご参考になれば幸いです。
タイオガのバーエンドバーもデザインが全く同じで、OEM供給されているようです。ブランド表記をどちらにするかで選んでもよさそうですね。
今回かかった費用
FOGLIA(フォグリア) バーエンドバー シルバー ・・・ 1,366円
ノグチ(NOGUCHI) グリップ [NGS-005] ハーフ95mm×ハーフ95mm 左右セット Pro-C1960 EP1 ・・・ 1,485円
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