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水の都OSAKA!!自転車に移動に便利!大阪市内にある渡船ってご存知ですか?

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ベニスってご存知でしょうか。

イタリアにあるヴェネツィアという都市ですが、水の都として有名ですね。

ご存知の方も多いと思いますが、ベニスに並んで、日本の大阪も水の都と言われています。現代の交通網だと中々実感しないかもしれませんが、クロスバイクに乗っていると便利なものを見つけたので、水の都を堪能できる乗り物を紹介します。

渡し舟の役割

元々、人工河川の多い大阪には、各要所で渡し舟がありました。

戦後高度経済成長期から土木技術の向上により、主要ヶ所に大きな橋が架かり、渡船の必要性も薄らいでいきました。

しかし、大阪という日本第2の都市、大きな貨物船を湾内に通す為に、市内に掛かる大きな橋は欄干までの高さは非常に高く、徒歩・自転車で渡るにはかなり負担が掛かります

現在も、住民の足としての渡し舟(渡船場)が一部残っているんです。

大阪の渡船

現在大阪市内には、市の運営する8か所の渡船場があり、15隻の船が地域の多くの人々に利用されています。古来数多くの川が流れ、水の都と呼ばれた大阪には、人々の往来のための渡船場が各所にありました。当初民間によって営まれていた渡船は、明治24年に大阪府が「渡船営業規則」を定め「監督取締り」を行うようになり、明治40年には安治川、尻無川及び淀川筋の29渡船場については市営事業として市が管理することになりました。
大正9年4月、旧道路法の施行により渡船は無料となり、昭和7年4月以降はそれまでの請負制を改め、ほとんどが市の直営方式になりました。そして昭和10年頃には渡船場31か所、保有船舶数69隻(機械船32隻、手漕ぎ船37隻)、年間利用者は歩行者が約5752万人、自転車等が約1442万台を数えました。
しかし、その後橋梁の架設など道路施設の整備に伴って次第に廃止され、特に昭和20年には戦災によってその多くを失いました。昭和23年に15か所で再開されましたが、戦災復興とともに道路をはじめとする都市施設が整備され、モータリゼーションの進展もあって、渡船の利用は次第に減少し、昭和53年には渡船場12か所、利用者数約250万人に、平成30年では8か所約161万人になっています。

このガイドマップは、大阪の渡船場を多くの方々に知っていただくことを目的に製作したものです。現在運航している渡船に乗ってみるのもよし、かつて渡船場があった場所を訪れて昔の大阪を偲んでみるのもよし、いちどガイドマップを持って出かけてみられてはいかがでしょうか。大阪市の渡船は全て無料です。

大阪市HPより引用

大阪市内にある渡船場

以下8か所あるそうです。

料金はすべて無料です。

以下の各リンクは大阪市の紹介ページへ飛びます。

1.天保山(てんぽうざん)渡船場

2.甚兵衛(じんべえ)渡船場

3.千歳(ちとせ)渡船場

4.落合上(おちあいかみ)渡船場

5.落合下(おちあいしも)渡船場

6.千本松(せんぼんまつ)渡船場

7.船町(ふなまち)渡船場

8.木津川(きづがわ)渡船場

大阪 渡船場マップ(大阪市HPより引用)

今回は2か所(天保山渡船場と千歳渡船場)の渡船場を利用してきました。

天保山渡船場

いわゆるユニバーサルスタジオのある桜島から、海遊館のある天保山への渡船です。

天保山(港区築港三丁目)と此花区桜島三丁目を結ぶ(岸壁間400メートル)位置に天保山渡船場がある。明治38 年に開設されたこの渡しは、大阪港の繁栄を企図した大阪市が港湾振興策の一環として始めたもので、昭和15年までは市の港湾部が所管していた。当初は天保山、桜島、築港大桟橋の間を三角運航していたが、大阪港の繁栄につれて利用者が増え、築港桟橋を基点に木津川、尻無川方面にも運航区域を広げ、大正11年に天保山桟橋が完成して内航客船が発着するようになってからは、天保山~桜島間を終夜運航した時代もあったが、昭和元年には現在のルートになった。昭和初期には桜島付近の重工業化が進んで通勤用としても利用された。昭和12年12月1日午後9時ごろ、渡船が突風にあおられて転覆、軍需工場帰りの乗客53人の犠牲者を出す事故があった。昭和15年に経営は土木部(現建設局)に移され、現在にいたっている。昭和42年には1日平均1700人の利用者があったが、平成30年度現在1日平均約747人が利用している。

大阪市HPより引用

淀川の左岸でキビレを釣ってから、天保山付近でアジングするために利用しました。

夕方16:45に到着。

ちょうど船が来たところで、16:45に乗りました。

外国人の方やご年配の方、ロードバイクの方等様々な方が利用していました。大阪に観光に来た方もいたのかもしれませんが、10名ほどの乗船でした。

安治川を渡る形になります。

おおよそ3分程の時間で対岸に到着。

天保山公園につきました。

観覧車が見えますね。

渡船を使わずに自転車で来る場合は、43号線まで安治川沿いを走行して、43号線の橋を超えて、迂回するしか経路がなく、大体8km位はあるでしょうか。

おそらく30分位掛かりますね。

それが3分で移動できるのはありがたいです。

千歳渡船場

家族でサイクリングをして大正区の鶴浜のイケアへ行くために利用しました。

この渡しは大阪港復興事業の一つとして大正区の内港化工事を行った際、既設の千歳橋が撤去され、その代わりの施設として設けられた。昭和30年7月にそれまでの民営から港湾局の所管とし(同32年6月直営化)、同39年建設局に移管された。大正区鶴町三丁目と同区北恩加島二丁目(岸壁間371メートル)間を運航している。平成30度現在1日平均約530人が利用している。

大阪市HPより引用

ここの千歳大橋も結構な高さ迄上る必要があり、自転車での通行は非常に疲れます。

利用者の方は5名ほど。

到着したのが14:45ほどで、15時に出航でした。

時刻表を見てみると通勤・通学時間は10分おきですね。

ほんとに便利です。

渡船場からおおよそ3分で対岸に到着。渡船場から5分程でイケアにつきました。

イベントがいっぱいだったので人がいっぱいでしたが、自転車で来る人はほとんどいないみたいですね。

帰りも渡船。

利用者が少ないけど、なくさないでほしいですね。

ここは単純に住民の方の為に残している渡船場ですね。

上の橋を渡ることが出来るので。

まとめ

観光目的でも面白い場所だなと思いました。5年ほど大阪に住んできましたが、初めて渡ったら新鮮な気持ちになれますね。

日常で船に乗ることはほとんどありませんから。

もし渡船を利用しようとお考えの方は、覚えている範囲で注意事項を記載しておきますので参考になさってください。

渡船乗船の注意事項

・安全管理の為に、桟橋・船の上で写真撮影禁止だそうです。(すみません、1枚撮ってしまってました。)

・あまりにも大きいものは積めない可能性があるみたいです。

・料金は不要、いりません。案内されたらそのまま乗ったらOKです。

※他にもあったと思いますが、すみません記憶があいまいで・・・。

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