一つ前のモデルであまり参考にはならないかもしれませんが、使用する機会があったので紹介します。

14ソアレSSアジング S604L-Sです。

インプレッション
1年ほど前に数回使用したロッドですが、リールシートはアップロックなので古臭い感じがします。しかし触った感じでは、ブランクの性能はかなりいい印象です。

いわゆるハイレスポンスソリッド搭載です。

かなりの弾性でしっかりとしたティップ。

かけ調子のロッドですが、5g前後のジグヘッドやメタルジグなんかも余裕で扱えるバットコンディション。
ゴールドと黒を基調としたデザインで、中堅ロッドですが装飾が美しい。
セパレートグリップ。

ロッドエンド。

17ソアレCi4+ C2000SSPGと合わせると

軽さとバランスが最高です。


合わせたラインは

よつあみのエステルラインアンバーコードのS-PETの0.3号を巻いて釣行しました。



10匹程度でしたが、中堅機種の感度のよさを感じることが出来ました。
固いブランクとは?
アジングロッドで掛けに行くスタイル。
硬さとブランクのテーパーを考える際に重要になるのが感度。スローテーパー(ロッド全体が曲がる状態)だと感度が悪いと表現されているレビューがありますが、実際はブランクが柔らかくても感度が高いロッドはあります。
このロッドは硬さとティップがしっかりしているので、感度が高いと感じる要素が多く、ジグヘッドの操作性が高いモデルです。
その他ロッドとの比較
最近リリースされた19ソアレBBとはロッドのコンセプトの違いがあるので、比較にはなりませんが、ロッドのスペック自体はやはり上だなと感じます。

自重が変わらなくなったので、使用感もそれほど違わないとも言えますが、ロッドのブレの収束の速さの違いが歴然です。
やはり安いロッドがロッドのブレがあるんですよね。
また、上位モデルの13ソアレCI4+なんかと比べても遜色ない。

特に掛けるスタイルだと遜色ない印象です。
ただ軽量リグを扱う上では、上位機種の方が優位ですね。0.4gのジグヘッドの扱いは正直しんどいですね。
特に喰いあげるアタリへの掛けは少々難しいと感じますね。
中古として購入はありか?
ブランクがいいのでアリですね。
ガイドはステンレスのSICガイドなので、その点も基本的には問題なしです。70gほどと自重も軽い部類ですから。
シマノのハイレスポンスソリッドはこちらも現在使用しています。

リペアしているので実機とは異なりますが、14ソアレSSの時点である程度のロッドのブランクは完成されているんでしょうね。
装飾の違いやガイドの違い、リールシートの違い等で自重や感度の変化はありますが、扱う側からするといわゆる『味付け』が違う位の違いに感じます。
乗せ調子のロッドを持っていないので、かなり偏ったインプレですが、アジングデビューでコストをかけずに始めるにはよさそう。
ガイドを入れ替えるとか、カスタムベースにもよさそうですね。
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