【完全レストア】ブルーカレント65TZ KN16のフードナット改造

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だいたい1年ほど前ですが、折れた65TZを購入し継ぎました。

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一度しか使っていないのですが、いろいろとダメージが大きく全体の装飾を変更するため、完全レストア化します。

目次

補修・改造箇所の確認

まずはフードナットの塗装剥がれが目立ちますので、ここから着手します。

またガイドスレッドのエポキシが黄ばんで割れているんですね。

まき直しは最終に行います。

飾り巻きも見直しますので、完全に別のロッドのような仕上がりになると思います。

KN16のフードナットの改造

フードナットを取り出すためにバッドガイドを取り外します。

バッドガイドを外す

外れました。

パーツ一覧

フードナットは交換します。

KN16のICカラーを手配。

※アジングや細目のロッドは16サイズですね。

また、フードに取り付ける為のカーボンパイプと、装飾パーツを手配。

カーボンパイプはクリア仕上げでツルツルです。

フードナットとカーボンパイプの間のリング。

フードナットの上部のリング

リールシート上部のワインディングチェックですね。外径は固定ですが、今回用意したのは内径9mmのものです。

この取り付けは次の記事で紹介します。

仮り組み

加工前に仮組します。

サイズ感をチェックして、どの程度の長さを残すかこの時点で決めておきます。今回は8~9mm程度カーボンパイプをカットしてそれに合わせて組んでいきます。

フードナット、カーボンパイプのカット

糸ノコで作業しようと思いましたが、柔らかすぎて切れにくいです。

結局ルーターを使用しました。

切断砥石を使うと簡単に切れます。

切断位置を確実に決めてからカットした方がいいのですが少し大きめに10mm位でカット。

見てわかる通り、ねじ込みが始まっているところから切れてしまいます。

11mm位だとちょうどねじ込みが始まる所から切れるかな??と言う感じですね。

そのまま合わせてみると・・・。

リールシート側のスクリューが短くカットしています。飛び出ているEVAを後ほど除去します。

続いてカーボンパイプをカットします。

パイプカッタで切ろうとしましたが、これだとたわんで切れません。

結局ルーターでカットです。

9mmと10mmになりました。

研磨による慣らしとサイズの調整

フードナットを平にします。

400番位で削ると早いですが、削りすぎに注意です!

滑らかにする場合は800番程度で仕上げた方がいいですね。

フードナット上部です。

トップリングと中間のリングを合わせると2mmなので、カーボンは露出部に合わせてカットすればよし。

つまりカーボンの長さが9mmであれば、フードナットも9mm分のりしろがあればよいということです。

それぞれサンドペーパーで削って。

合わせると。

ぴったりです。

仮り組みと接着

そのまま仮り組みします。

接着方法は2液性のエポキシ接着剤ですね。

ダイソーのものでも、なんでもいいと思います。今回はコニシのクイック30を使用。

重しを乗せておきます。

30分で硬化開始ですが、半日程度で接着完了ですね。

無事フードナットの作成が完了しました!

かなり印象が変わりますね。バッドガイドを外して取り付けなおす必要があるので、その点が面倒でハードルが高いですが、ガイドのまき直しを検討しているのでしたら、かなり印象が変わるカスタムですよ。

ワインディングチェックの交換(次回)

次回ワインディングチェックが不細工なので、ガンメタカラーを合わせて取り付けします。

これもフードナットのカスタムに合わせて作業するのがおすすめです。

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