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ティップが折れた中古のチニングロッド『14ブレニアスS708L』を購入してガイド補修してみました!(後編)

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前回はスレッド、エポキシを除去するところまでやりました。

後編はいよいよガイドスレッド巻きとエポキシでラッピングを行います。

用意した道具

一応スレッドもきちんとしたものをそろえました。

タミヤのマスキングテープ

薄く接着力が強いのが特徴です。凸凹面にも良くなじんで塗料の染み込みがなく、色の段差ができにくいのもポイント。

東邦産業のスレッドを2つ。

ガイドのラッピングに最適なポリスレッドです。透けるタイプ...コーティング後に色が沈み、下地が透けるタイプ

白のダルスレッドも買いましたが、結局使わずじまいでした。なお、黒はブライトスレッドと呼ばれる透ける??タイプだったので、透けないのはダルスレッドです。ロッドのブランクが黒だったので透けなかったのかもしれません。選ぶ際は注意してください。

そして失敗したのが、これ。

クイック5を紹介しているメーカーが多い中、強度が強い方がいいだろうということで選んだのが30でしたが・・・。

半透明・・・。

試してませんが、半透明になったらコーティングには使えませんね。

なので、今回は100均(ダイソー)のエポキシ接着剤を使用しました。

後は筆(100均のナイロン筆)とつまようじ位ですかね。あと、エポキシ接着剤のうすめ液が必要になります。

ラッカー系塗料のうすめ液です。ラッカー系塗料の希釈や用具の洗浄。

筆はそこそこいいものを買っておいた方がよさそうですね。

マーキング(ガイド位置を決める)

それでは作業開始です。

全体のバランスからガイド位置を決めます。

3番から2番を12.5mmに。

2番から1番を9mmに。

1番からトップを8mmに。

まあ全体の長さから適当に取りました。

スレッド巻き

取りあえずシルバーの飾りがあったんですが、単色で巻きました。(飾りをきれいに巻く自信が無かっただけですよ。)

実際はシルバーのスレッドは購入しておらず、ホワイトを購入していましたので、まあ気にしないでおきます。

巻き方はジャストエースさんとかでしっかり紹介されていますので、私からはしませんので、、、と言うより紹介出来るレベルじゃないです。

結構綺麗に巻けました。

スレッド巻き完成

完璧です!

マスキングテープをはがします。

違和感がないレベルに仕上げることが出来ました。

トップガイドも実は。

トップガイドの接着

トップガイドの取り付け方です。

エポキシ接着剤はダイソーの10分のヤツです。

これが秘密兵器です!

トップガイドは粘度を下げなくても使えますが、スレッドのコーティングにはそのままはほぼ無理なので、うすめ液を使います。

私はニッペのラッカーうすめ液を使いました!

ラッカー系塗料のうすめ液です。ラッカー系塗料の希釈や用具の洗浄。

粘度調整ですが、スポイトがあればそれを使えばいいんですが、スポイトが無い時は、筆にラッカーうすめ液を浸して混ぜる、を数回繰り返して粘度調節を行えば完璧です!!

容器からそのままうすめ液を入れようとすると入れすぎてしまい、ゆるゆるになってしまうんですよね。

ほっとけば、徐々に粘度が上がりますが、時間が掛かりすぎるのでお勧めしません。

ガイド折れの補修

ガイド折れもエポキシで固定します。

この状態で、粘度を落としたエポキシをうまくなじませるとSICリングをガイドを固定することが出来ます。

そして、バリをコーティングすればまあ、普通に使えると思っています。

ダメならチタンガイドに変更です!

触ってもバリを感知できないレベルに。

これで使えます!

エポキシコーティング

トップガイドもスレッドを巻きました!!

それでは、最後に今回スレッド巻きした3か所のガイドをエポキシコーティングしていきます。

2回塗りました。

我ながら、素人が仕上げたとは思えない仕上がりになりました。

トップガイドも中々の仕上がりに。

まとめ

最後はあまり作業内容が分からない様になりましたが、仕上がりはバッチリ。

あとは実釣するだけですが、淀川のキビレはシーズンオフ(釣れるかもしれませんが、9月ごろからハードなのでほとんどしません。)なので、フロートアジングとかで使ってみたいですね。

かなり硬い仕上がりになったので、ロッドスペック以上のリグを扱えそうです。15g位迄だと思いますが、中々なバーサタイルロッドに生まれ変わりましたね。

破損したロッドでもある程度、リビルドは出来ることが分かったので、いつになるかわかりませんが、次回スペックアップの為にいくつか道具をそろえてフルガイド交換を実践してみたいと思います。

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