使用するルアー(ワーム)がぼろぼろになったりロストしたりすると思います。
お財布に優しくしたいと考えている方も多いと思いますが、そんなワームの補修について検証していきます。
ワームは消耗品なのか
例えば、ワインドしているとワームの消耗が激しいと思います。
タチウオとかサゴシにワームをボロボロにされて。そうなっても、ワームすぐに捨てちゃうなんてもったいない!!!
自分もワームがボロボロになってフックに装着ができなくなると、もう捨てるしかないと思っていました。
ワーム補修用の接着剤というものがありますが少しお値段が高いようですし、実際に使っている方のブログを拝見していると途中で固まってしまって使えなくなるっていう情報も目にしましたし。
ワーム補修の裏技
ワーム素材によっては接着材より有効な補修方法があります。
それは、100円ライターでワームを加熱してワームを溶かして接着することです。素材によっては焦げてしまってただロスを増やすだけの場合もありますが、結構な割合で使用できます。
100均ライターでの加熱によるワームの補修方法は、実際に火を使うので十分注意する必要がありますし、その上素材によってはしっかり固まらないケースがあります。
そこで、これです。

セメダイン 超多用途接着剤 スーパーX クリア

この接着剤、ほとんど無臭なので扱いやすいですよ。
ワームの補修作業
早速ワームの補修作業を紹介。

セメダインのスーパーXクリアに、つまようじに着けて、裂け目や穴に突っ込んで接着します。

このスーパーXクリアですが、手についてべとべとになっても、ある程度渇いたら、綺麗に取れます。
手軽にすぐに使えて、ある程度強度もあり、肉ヤセもなく、接着面もつやつやで使いやすく便利ですね。
スーパーXクリアをつまようじにつける

スーパーXクリアのチューブの入口につまようじを突っ込んで、接着剤をつまようじの先端に盛ります。
つまようじのスーパーXクリアをワームにぐりぐりつける

盛った接着剤をぐりぐりします。
ワームの裂けめにぐりぐりします。ワームをつまようじに刺して固定しながらぐりぐりするのもやりやすいですよ。
1日ほど放置する
一日放置します。
とにかく放置です。触らないこと。触っても手がべたべたになってしまうだけなので。まあ2時間放っておけば触ってもべたべたじゃないですけど。
とりあえず作業は以上です!
って、それだけ・・・?
ええ、それだけです。
補修終了(仕上がり)
無事くっつきました!!!

そして、ただ接着しただけではありません。
適度な弾性

でもこのスーパーXクリアは、無色透明で弾性があるため、素材の柔らかさや動きを損なわないです。
柔らか素材の為、割れません!

アロンアルファとかだと、硬くなってしまって、フックを刺せなかったり、もろもろとワーム自体が取れたりして使い物にならないことがあります。これは、割れることもありません。

ワインド用と題名に表記していますが、ブリームゲーム(チニング)とかだと、クロー系のワームがフックから裂けてしまって使えなくなることが多数。
実際に、このスーパーXクリアで裂け目を補修すると再度新品とまでは行かなくても実釣で不自由のないレベルでの使用感に戻りますね。

ホッグ系ワームの補修方法について
数年ブリームゲームをしてきましたが、いままでの釣行から、おおよそのワームの寿命は以下です。
- ガルプ インチホッグ 2枚
- ガルプ サンドワーム 2枚
- ノイケ ヤビー 5枚
- ジャッカル ベビードラゴン 4枚
- エコギア スナモグラー 4枚
- ケイテック リトルスパイダー 2枚
- ケイテック クレイジーフラッパー 3枚
- メガバス ボトルシュリンプ 3枚
- ボトムアップ ハリーシュリンプ 2枚
裂けたちぎれたワームをどうやって補修するか。
使い方ですが、つまようじをセメダインに直接つけてから、各ワームの穴やちぎれた個所にぐりぐりつけて、1日放置していると、無事修復されます。
この日のヤビーはすでに一度、ボロボロになったものを、セメダインで修復したものです。

ワームは、新しいものと遜色なく利用できることが確認出来ました。新しいものより強度が落ちるケースもありますが、結構がっちり接着します。
おすすめです。
ワームの補修はセメダインのスーパーX クリアで決まり!
繰り返しとなりますが、弾性が保ててある程度強度があるのがいいですね。
ライターで炙るスタイルもアリですが、しかし体に悪そうですよね。あまり気化した気体は吸い込まない方がいいと思います。

ワインドやブリームゲームはイレグイだと多少ぼろぼろのワームでも釣れるので、ケチりたい時には試してみるのもいいと思います。
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