やっと始まりました。
9月はタチウオシーズンですね。
タチウオ仕掛けって通常の釣りでは、中々使わないものが多いのですが、その中でも特に特殊だと思うのが、ワイヤーリーダーを結束するスリーブというクリップです。
主に、デュエルとヤマシタの2社から出ていますが、それぞれのメリットとコスパを検証してみました。
※過去のリライト記事となります。
コスパは?
ダブルスリーブの勝利です。
ただし、あまり釣具屋さんに置いていないですね。差額もそれほどではないので、一度それぞれ使ってみてはどうでしょうか。
単に安さだけだとダブルスリーブ一択ですね。

ヨーヅリダブルスリーブSS
インターネットで調べまくったんですが、数量の記載を見つけられず。商品のパッケージにも記載が無いので、数を自分で数えてみました。
数量は42個です。

1つ当たりの値段ですが、ヨーヅリ ダブルスリーブ SS 42本入 300円なので、
ダブルスリーブ 7.14円/1個 でした。
※2017/9/21のアマゾンより
ヤマシタステンレスクリップSS
36個入りでした。

1つ当たりの値段ですが、ヤマシタ ステンレスクリップSS 36本入 343円なので、
ステンレスクリップ 9.52円/1個 でした。
※2017/9/21のアマゾンより
スペック
強度にはほとんど違いが無いと思います。
ちょっと写真だと見ずらいですが、
SSサイズで1×7のナイロンコートワイヤーの場合
ヤマシタ#48~#40

ヨーヅリ#40以上

自分が使っているワインドは#44なので、ワイヤー強度の範囲がどちらもSSサイズでOKですね。
ちなみに、ワイヤーの番数は、数字が下がるほど強度が上がります。
なお、ヤマシタは3Sというまだ小さいサイズ展開もあり、#49以上は3Sで対応です。
SSと3Sどっちが良い?
ステンレスクリップに関しては、SSと3Sとどっち?って悩むと思います。
ゴーセンのナイロンコーテッドワイヤーの#44だとヤマシタのステンレスクリップの3Sでも使用できるみたいですね。
以下は外部リンクです。

上記のブログで、ステンレスクリップ3Sがゴーセンのナイロンコーテッドワイヤーの#43でも使えることが書いてあります。
なお、ステンレスクリップの圧着もハンドプレッサーを使って解説されており、非常にわかりやすいサイトです。
結束精度は?
うーん。それぞれ使ってみたんですが、正直何とも言えません。専用の工具でカシメたわけではないので、その点は正直なんとも。
どっちも そこそこいいもの だな、というのが本音です。
なお、カシメ方とかのコツや、実際のワイヤーリーダーの作成方法は、こちらの記事を参考にしてください。

使いやすさは?
体感なので人によってまちまちだと思いますが、ヤマシタステンレスクリップのほうが柔らかいのでカシメやすいですね。

自分はニッパーでカシメています。
まとめ
カシメやすさから選択するのでしたら、ヤマシタのステンレスクリップです。
こんな書き方をすると混乱するかもしれませんが、別にダブルスリーブがカシメにくい訳じゃないんですよ。
コスパで選ぶのでしたら、ヨーヅリのダブルスリーブです。
専用工具を購入するかどうかで、少々結果が異なってくると思います。また、餌釣りなのか、ワインドなのかでも結果は少し違うかもしれません。
個人的な見解として、
予算があればヤマシタのステンレスクリップとハンドプレッサーをそろえてもらうのが一番だと思います。

もちろん、ゴーセンのナイロンコーテッドワイヤーですね。

ワインドは事前準備をしっかり行えば比較的容易に釣果が出せます。ロストリスクに関しても事前準備することで大きく下げることが出来ます。
ぜひ自作のワイヤーリーダーを作成してみてくださいね。
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