では最終段階です。
Tガイドをベイトフィネス用のガイドに交換していきます。
前回の記事はこちら。
4ガイド交換とスレッド巻き
バッドガイドから4つ分のガイドを入れ替えます。
以下ガイドを入れ替えます。
バッドガイドをリバースガイドに。
実際、スピニングよりガイドの取付位置が手前に来ます。そのため、ガイド数自体を増やしても良いと思いますが、ロッドによって決めればいいと思います。
次もダブルフットですね。
シングルフット
シングルフットです。
スパイラルガイドと言って、バッドガイドが真上、次のガイドが60°傾けて取り付けています。真下に向くまで2ガイドが斜めに取り付けるようになります。
45°だと3ガイドですね。
実際はスパイラルの間隔を狭くセッティングして、下を向いてから感覚を広くとっていたり、今回のようにガイド間隔を通常のロッドのように間隔を徐々に短くとったり、様々なようです。
エンドグリップの飾りスレッド巻きも行いました。
スパイラル部を含めて改造した箇所のスレッドは黒のみで統一しています。
ガイドラッピング1回目(エポキシコーティング)
東邦工業さんのエポキシコーティング剤を使用します。
1回目のコーティング作業です。
トップ側から
以下バットガイドです。
1度目のラッピング作業完了です。
ガイドラッピング2回目
2度目のラッピングです。
まだ乾ききる前ですが、ロッドエンドグリップのスレッドはきれいにコーティングできました。
バットガイドのきれいな仕上がりです。
次のダブルフットもクラックもなく、埃や白濁も出ませんでした。
次も。
次も。
完璧ですね。
完全硬化後です。3日後位です。
見事な仕上がりです。
自分は左効きなので、右巻きに取り付けました。反時計回りです。
60°展開しています。
奥向きに60°
向こう側に向いていますね。
ティップは向こう側(下向き)についている状態です。
2回に分けてラッピングした方が良い理由
ラッピング作業を1度でやろうとすると、どうしてもラッピングムラが起きてしまいます。一度目を薄く塗って固定する程度に抑えて、2度目以降に少しずつ塗ることできれいに仕上がるようになります。
改造のまとめ
実際、スパイラルガイドでの使用感は試したことが無いのでわかりませんが、スピニングからベイトアジングロッドへの改造はうまくいったと思います。
実際に使ってみてどのような印象かは、別の機会に紹介できればと思います。
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