前回はフードナットを改造しました。
今回はフードナットを締め込んだ際に見えるワインディングチェックの交換と、全体のスレッドの巻替えを行います。
ワインディングチェックの交換
ブルーカレントシリーズのグリップの接続部ですが、EVAが装着されています。元々見える所ではないのですが、フードナットのグリップレス化でむき出しの状態になります。
このままだと不細工なので、取り外してワインディングチェックを装着します。
EVAの除去
EVAの除去を行います。
切り込みを入れて。
ラジオペンチではぎとります。
スレッドの除去
ワインディングチェックは内径9mmのものを用意しました。
飾り巻きしているスレッドを取って装着する必要があります。
エポキシをはがして。
スレッドを解いてやります。
ツルツルになりました。
径を計ると実際は7.8mmでした。
スレッド巻き
このままだと隙間が大きすぎるのでスレッドを巻いて8.3mmに。
ゴールドはスケルターワークスのメタリックスレッドDです。
8.0mmか8.5mmのものを買えばスレッドを巻く前にワインディングチェックの取り付けが可能ですね。
ワインディングチェックの接着
接着する前に一度スレッドをコーティングしております。
エポキシ接着剤を使用して固定ですね。
固定出来ればラッピング作業で完了です。
スレッドの巻き替えとガイドラッピング
今回はすべてのガイドをまき直しました。
グリップしたのワインディングチェックは研磨してシルバー調にしています。
折れた箇所の飾り巻きです。
メタリックスレッドですべて巻いています。
継部もまき直してます。
バット側から順番に写真を撮りました。
トップです。
レストア完了
完了しました。
22ステラに合わせてみます。
見た目がかなり変わります。
ワインディングチェックさりげなく見える状態です。
最終的な自重は56.65gとなりました。
純正は59gですが、2~3インチほど短くなっているので、同じレングスだとあまり変わらないか若干の重量UPですかね。
綺麗に仕上がりました。
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