ボトムチニングにオススメのラインについて

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約5~6年くらい淀川でボトムチニングをしてきました。

オンタイムが2月から9月の半年間位ですが、始めたての頃は開始2~3年はほぼ週2で通っていました。

その時に感じたことや、いろいろ経験してきて感じたことも含めて、ボトムチニングのおすすめラインについて記事にしようと思います。

目次

ボトムチニングでの重要なポイント

ボトムチニングで重要なポイントは2点です。

1点目・・・ラインの感度です。

ライン感度については、ラインそのものの感度ではなく、ルアーをボトムに這わせるようにトレースしてきたときに感じる感度が高くないラインは根掛かりが多発したり、合わせミスが連発してしまうんですよね。

2点目・・・フッキングです。

あたりがあった際に、強い力でフッキングしないとチヌの口を貫通しないことがあります。その結果バラしにつながってしまいます。

その観点では、PEラインの選択は必須と言えます。

ラインが伸びないことで、ボトム感知性能が高く、フッキング時にしっかりと貫通してくれるわけです。

ラインの種類は?

これまでの釣行において、PEラインでの活動がほとんどではありますが、PEラインでのボトムチニングしか無理かといえばそうでもなく、ナイロンラインやフロロカーボンラインでもできないことはないです。

ただしかなり制約があります。

具体的には、ラインの伸びと巻き癖との闘いになるということです。

先に紹介した重要なポイントでも記載した通り、ラインが伸びるとデメリットに働くことが多く、特にナイロンラインについては伸びが強く出るのであまりお勧めできません。

また、フロロカーボンラインについては、伸びよりも巻き癖が付きやすいことでボトムを通す際によれが出たり、キャスト時にバックラッシュを起こしたりと不具合が発生しやすくなります。

上記の観点からボトムチニングにおいては、PEラインを使用していただくのが一番好ましいというわけです。

オススメのPEラインは?

ではおススメのPEラインはというと、基本的にはサスペンドタイプのPEラインを選ぶといいですね。

サスペンドタイプというのは、本来PEラインは比重が軽くて水に浮いてしまう性質があります。一般的に0.92~0.94程度なので、水に浮く、風に流されるなどの影響があるわけです。

このPEラインのデメリットを解消したのが、サスペンドタイプのラインです。

合わせるリールは?

スプールのサイズによっても異なりますが、直接ラインを巻くと消費量が多いので、PE対応スプールを中心に使用するほうがいいですね。

特にスプール慣性の調整が飛距離とバックラッシュに影響を与えるので、専用設計のリールを選ぶべきです。

DCリールを除くと

ダイワ製だと22シルバーウルフSW-TW、

シマノ製だと22メタニウムシャローエディション

の2機種になってくると思います。

下糸は巻くべきか??

大体使用するPEラインは75m位あればOKなので、150mを購入した場合2回分使えるので経済的です。

ただ、使うリールの種類によって糸巻量が異なるため一概に答えは出ませんが、下糸を巻いて極力スプール自重が重くなりすぎないように調整したほうがいいです。

その際に下糸として巻くラインはPEラインがいいですね。

ナイロンやフロロだとスプールが重くなりすぎて、高慣性でバックラッシュが連発する原因になる場合もあります。ただ、PEラインが万能かといえばそうでもなく、釣行時間が長くなって下糸に水分が含まれてくるとスプール自重が重くなってきますので、フィーリングが変わってくる可能性があることも認識したほうがいいです。

いずれにしても、チニングのボトムゲームにおいて、例えば季節的に冬とかだと遠投する機会が多くなるので、その場合はPEを使うべきです。

そうなってくると下糸は巻くほうが使い勝手は間違いなく良くなりますね。

事前確認が長くなりましたが、具体的なラインを紹介していきます。

PIT BULL G5

まずはシマノのPITBULLG5です。

サスペンドラインです。

今回写真にある0.6号のラインだと一般的なボトムチニングだと細すぎるのですが、MAX5g位までのテキサスやフリーリグだとドンピシャなラインになってきます。

特に細いラインの場合は、スプールに下糸を巻いてやると経済的で良いですね。そのまま巻くとラインを大量に使うことになるため、もちろん下糸を巻いておきます。

写真は22メタニウムシャローエディションですが、1号のPEラインを巻いております。

実際使用するルアーの自重によってライン強度を考えて巻くべきなので、7~10gクラスの標準的なフリーリグ等は、0.8号が一つの目安になってきます。

アーマードF+PRO

ド定番のラインですが、デュエルアーマードF+PROです。こちらはコーティングタイプのPEで比重も通常のPEよりも重くなっています。

そのため、水馴染みが良いということで使用されていることが多いですね。

以下はシルバーウルフMXにあわせていますが、下糸に1号程度の古いラインを巻いています。

またアーマードFのようなコーティングPEは通常のPEラインより強度が高くなっていることが多く、直径も太いケースが多いです。

0.8号巻いていますが、0.6号でもコーティングの無いPE0.8号程度とほとんど変わらないフィーリングで使用できたりしますね。

DCリールという選択肢

先に紹介した2機種だと、どうしてもキャスト技術によってはバックラッシュが連発することが多い方もいるでしょうし、実際もっと気軽に楽しみたいというニーズもあると思います。

その際はDC搭載リールを検討するのもいいですね。

オススメは22SLX70XG-XTです。

ラインキャパが大きすぎるのですが、それ以上にデジタルコントロールブレーキの恩恵が多いです。通常のPEライン1号程度でもかなりの飛距離を出せますし、扱いやすいのでとりあえずベイトでのボトムチニングには良いですね。

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番外編_飛距離を稼ぐセッティングとは?

ボトムチニングではないですが、細いPEを使ってやりたい場合は

スピニングを選択肢に入れると飛距離の心配はなくなります。

以前によく使っていた組み合わせですが、アーマードF+PROの0.6号に16ヴァンキッシュC2500SXGを合わせてました。

いわゆる2500番のリールに0.6号PEを合わせてやることで、飛距離と感度をうまく両立できるわけですね。問題はラインメンディングでして、どうしてもボトムでのスタックが問題になります。

つまり、ボトムが粗い場合はベイト設定よりも難易度が上がりますので、ご注意ください。

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