こんにちは!
前回はライトブリームゲームのタックルについて紹介しました。
今回は、チニング・ブリームゲームをはじめようと思った方にとって、恐らくメインのセッティングになると思います。
それではブリームゲームのタックルについて、ベーシックな内容を紹介していきます。
ブリームゲームについて
ブリームゲームですが、主に5gから15g位までのジグヘッド、テキサスリグ、ハードルアー等を用いてキビレやマチヌをターゲットにした釣りです。
通常のチニングロッドは、上記のレンジ主体としたものが多くほとんどで、ライトタイプのシーバスロッドやエギングロッドを流用したスタイルやバーサタイルロッドでも可能です。
ただし、
通常のエギングロッドやシーバスロッドだと、テーパーがレギュラー寄りなものが多く、アタリが取りづらいことがあります。
メインとなるテキサスリグですが、基本的には5g~9g位のものを使用します。
ワームサイズも3インチから5インチ位までのもので、ボトムを意識したスタイルも可能ですし、もちろんドリフトさせる誘いも可能。
そして、そのままシーバス狙いとしても流用できるので汎用性は高いです。
メインラインはPE0.6号~1号位です。正直1号の太さは必要ないですが、大きめのルアーを使用することが多い場合は、ラインは太めの方がいいかもしれません。
ブリームゲームのタックル
基本的には安価なロッドとリールでも始められますので、自分が使ったもので紹介します。
かなり選択肢が広いので、実績のあるもので紹介します。
ロッド(24/8/14更新)
8フィート前後のシーバス・エギング等のライトクラスのロッド(ルアーウェイトが5~14g位)
ちょっとブレが気になりますが、汎用性が高いロッドです。20g迄は難なくキャスト可能です。
・シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S80L
一方、アタリを逃さずがっちり掛けに行く場合は、ハリが強い方がおすすめ!
・ヤマガブランクス ブルーカレント ストリームスペシャル 77/TZ NANO
ハイスペックで高価ですが、チヌの硬い口を貫通させるには、バットがしっかりと硬くないとダメですね。
・メジャークラフト チヌロッド スピニング トリプルクロス クロダイチューブラーモデル TCX-T802ML黒鯛
本格的なズル引きパターンはやったことがないのですが、ボトムが砂地等だと柔らかいティップのロッドがおすすめですね。
・24シルベラードUX 762ML(23GSILC-762ML)
定番の24年度エントリーモデルです。
リール(24/8/14更新)
シマノ2500~C3000番台の好感度リール
XGである必要はありませんが、最低でもHGの方がいいと思います。
・シマノ スピニングリール 23ヴァンキッシュ 2500SHG
マグナムライトローターが良いです。
最低でも24ヴァンフォードがいいですね。
ストラディックを選択するのもありですが、ローター慣性が高いので、クイックレスポンス機種の方が良いです。
ブリームゲームのライン
ライトブリームゲームと基本的には同じで、メインラインはPE一択。
合わせとフッキングを考えるとPE以外だと不安です。
リーダーも根ズレでのブレイクを防ぐ為フロロカーボンです。
メインライン
PE0.6~1号
・アルファタックル(alpha tackle) ライン MARKED 150m 0.6号
細目で柔らかいです。
カラミが気になる方は固めのPEが良いと思いますが、しなやかさを重要視するのであればこれが良いですね。
・クレハ PEライン シーガー PE X8 200m 0.6号 14lb(6.4kg) 5色分け
適度なしなやかさで初期強度が最高に良いです。使用すると少しふわふわしますが、劣化が早いこともなく使いやすい。
・デュエル(DUEL) ライン: ARMORED(アーマード) F+ Pro 150M 0.6号
特に淀川のボトムゲームで感度と強度を取る場合はこちら一択です。コーティングにより伸縮性が全くなく、比重も通常のPEより重めでなじみがいいのが良い!
リーダー
フロロカーボン12LB前後
根ずれに強く、強度は高めの方がいいです。
・クレハ リーダー シーガー フロロショックリーダー 30m 12lb
リーダー専用でなくてもこちらでもカバーできます。根ズレリスクとボトム狙いの為、頻繁に交換することが多くなるのでコスパで選べばこっち。
・クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m 12lb
ただし、16LBでも10LBでも大丈夫です。
ブリームゲームのリグ
5gから15g位の重量のルアーを用います。
テキサスリグに関しては、7gのバレットシンカー、#2サイズのオフセットフックが一つの基準に考えてOKです。
テキサスリグスタイル
テキサスリグでのスタイルですが、昼夜問わず、ゲームメイクの中心になります。
ハードルアーについては、少々シーズンやタイミングを選びますし、ゲームの構成が変わってきますね。
バレットシンカー
5g~9g位までのバレットシンカー
・ジャングルジム J501 ビーンズ 7g
ビフテキリグ専用です。
通常のテキサスよりフォールが速いのが特徴。シェイク・ボトムバンプのアクションにはもってこいです。
・reins タングステン スリップシンカー 1/4oz
感度で選ぶなら、タングステンが良いですね。コスパを考えるとこれ。
・スタジオ100 FECO タングステン バレットシンカー タイプフリップ
なお、これも使いやすいですね。
オフセットフック
オフセットはこれです。
・ハヤブサ FF307 TNSオフセット #2 or #3
フッ素コーティング仕様。軸の太さ、強度、シャンクの長さ、ゲイブの深さ等、ベストマッチですね。フックそのものが強いです!
・ダイワ(Daiwa) バス用ワームフックSS・WOS2 838924
刺さり抜群ですし、フックが伸びるので回収率UP!!!スタック(根掛かり)が多い人は試してみて!!
※TNSオフセットより一回り小さい(#2でTNSの#3位のサイズ感)ので注意です。
ワーム
3~5インチ程度のホッグ系やストレートワーム
・オンスタックルデザイン カッティングベイト 3インチ CB-K7(ケイムラ/キビレグレープ)
カッティングベイトでも一押しカラー。
・JACKALL(ジャッカル) ワーム ベビードラゴン クロダイバージョン 2インチ グレープグリーンフレーク
ホッグ系だとサイズ的にもこれが扱いやすいです。
最近よく使うワームを以下に挙げておきます。
小さめだとこの2つがおすすめ!!(TNSオフセット#2だとセッティングが厳しいです・・・。)
・ノイケ ヤビー 2.1インチ
・メガバス ボトルシュリンプ 2.4インチ
・ケイテック リトルスパイダー3インチ
スイミングスタイルにはもってこい!!
・ボトムアップ ハリーシュリンプ 3インチ
フォール&ステイで良く喰います!!
・メガバス ボトルシュリンプ 3インチ
フォールアクションで良く喰います!!
ハードルアー
15gまでのバイブレーション等
サンダーブレードはイナッコカラーでの実績が一番です。
・ラパラ バイブレーション ストーム サンダーブレイド 7cm 15g INC TB07-INC
仕掛けの作成方法
リーダーのノットに仕方などは割愛しますが、テキサスリグ(ビフテキリグ)の仕掛けの作り方だけ簡単の紹介します。
テキサスリグを小分けで携帯出来るように作成する方法となります。こうすることで、リグの交換が容易になること、現場での時間ロスが少なくなります。
ただし、リーダーに直接リグを組むほうが、感度や操作性は良くなる為、携帯リグのデメリットもあります。
テキサリグの作り方
リーダー(16LB)にスナップを取り付けます。
もう一本30cm程度のリーダー(12LB)にエイトノットでチチワを作ります。
スナップに通して。
反対側にシンカー、ビーズの順に通して、オフセットフックを直結します。
ビフテキリグの完成です。
フックはリングロッカーの方がワームがずれにくくて良いですが、少々コスパが悪いですね。なお、ビーズはなくても大丈夫ですよ。
このビーズはダイソーで買いました。
ワームのセッティング(オフセットフック)
オフセットフックにカッティングベイトの取り付け方を解説します。
フックを刺して。
リブ2つ分くらいの所にフックの先端を貫通させて。
一旦フックを通して。
どこに通すか確認します。
ちょっとワームをたわませながら。
完成。
上下がわからないのですが、逆から指したバージョンです。
どっちでも釣れます。
携帯方法
このように小袋に入れて携帯すると便利です。
ワームは現地でセットする形でもどちらでもいいです。
まとめ
今回はブリームゲームのタックルと、リグの作成方法について紹介しました。
このタックルは一例ですので、他にもバリエーションがありますが、一応実績があるので参考にしてみてください。
次回は、シーズンごとのポイント、アクションの仕方について紹介します。
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