ハイシーズンの淀川ブリームゲームでシルバーウルフの実力を検証しました。
3釣行してきましたので、その内容をご紹介します。
前回は22メタニウムでの実釣検証ですが、どちらが使いやすいのか、簡単に答えが出ました。
実釣行でのシルバーウルフの実力
3釣行である程度ポテンシャルや強み、弱みが分かりました。
淀川左岸 デイ 7/17
早朝デイゲーム。
22シルバーウルフロッドとリールをセットして開始します。0.8号のPEを150mセットしています。
リーダーは12LBのフロロカーボンです。
6時なのでいいタイミングだと思っていましたが、最近は暑すぎて不調のようで。
キャスト練習になってしまいました。
明らかに22メタよりキャスタビリティーは上。投げやすさや飛距離もこちらが上ですね。
使い手によると思いますが、SV BOOST SYSTEMを搭載したスプールの恩恵が非常に高いです。
掛けてからは別途検証が必要ですね。ナイトでもバックラを気にせずに使用できそうです。
淀川左岸 ナイト 7/18
不発だったのでナイトゲームです。
上げ切る前の時間にエントリーです。
ショートバイト攻略をどうするか。
21:58に1枚目です。
25cmクラスのキビレがたくさんいるんでしょうね。ショートバイトの嵐です。フックサイズを小さくしてみたところ喰い込みました。
続けて22:06にもう一枚。
また30cm迄いかないサイズです。これだとリールやロッドのポテンシャルが分かりませんね。
最後は22:47に3枚目です。
ここから1時間位粘りましたが、結局出ず。10バイト以上でしたが、掛かりが甘くシルバーウルフのポテンシャルを図ることが出来ませんでした。
淀川左岸 ナイト 8/5
20日ほど空きましたが、前回から3回目の正直です。
23時から開始します。
キャストは問題ないんですが、アタリがあまりないですね。結構シビアになってきています。ティップを使うとバイトが無い感じですね。
フォール後放置してみたり、巻きで誘います。
そうこうすると、巻きでヒットです。
ドラグをじりじり出していますが、余裕のキャッチです。
41cmのナイスサイズですね。
バイト自体はしっかりと深く入りましたので、誘い方を注意しないと数が伸びないですね。ショートバイトが増えてきましたので、サイズが小さいのが混じっているようです。
この状態だとティップが少し強いかもしれませんね。
2枚目
0:23です。35cm位です。
3枚目
0:41です。
サイズが下がりました。30cm位ですね。
バイトが多数ですが、なぜかかからないですね。バレットシンカーは1/4ozでフックサイズを#2に変更。
ワームはクレイジーフラッパー2.8への反応が一番です。
4枚目
0:59です。
5枚目
1:38です。
サイズが戻りました。39cm位ですね。しっかり引きました。
ドラグ性能がいいのかフルロックでなくとも、あまりラインが出ずにコントロールできますね。
ロッドもバットがかなり強いので、ゴリ巻きで巻いても余裕で寄ってきます。
次が出るまでかなり時間が掛かりました。ランガンしながらキャストしていますが、反応があってもすぐにすれるので、ワームチェンジやポイント移動をしないと続かないです。
6枚目
2:31
サイズが下がりましたね。ここまででヒットバラシが5~6回位ありました。
数が出ないし、サイズもバラバラ。なかなか続きませんが、ボトムからルアーをあまり離さずにリトリーブするとアタリが連発します。
あとはサイズをどうするかですが。
7枚目
3:00でした。
39cmですね。サイズが伸びませんでした。
しっかり喰っているので、巻きで誘い、しっかり合わせてかけることが出来ればもう少し伸びたかもしれません。
まとめ
簡単にまとめると以下です。
シルバーウルフ MX
- ティップが強いので巻きで誘う際は掛かりが甘いケースがあります。
- ロッド性能は対象サイズが大きいと非常にアドバンテージを感じます。
- 『巻き合わせ』より『掛け』にポテンシャルを高く感じます。
シルバーウルフ SV TW
- ドラグサウンドが純正で搭載されているので、大物とのやり取りに安心感があります。
- キャスタビリティーが良い。素人でも非常に扱いやすいベイトリールです。
- ドラグ性能は粘りがあり、対象に主導権を与えません。
それぞれいいことばかりでもないですが、チニングに特化したモデルとしてはコストパフォーマンス抜群だと思います。
ライトリグを扱うなどのスタイルによっては合わないシーンもあると思いますが、守備範囲はかなり広いですね。
3メーカーのチニングロッドの比較記事はこちら。
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