初心者でも比較的簡単に結果が出るショアからのワインドゲームですが、ワインド用のジグヘッドって結構高いですよね。
今回はメジャークラフトのブン太というダートジグヘッドを改造して、ワインド用のジグヘッドを自作してみたのでその内容をご紹介します。
※過去(2017年9月17日)のリライト記事です。なお、この記事で紹介しているブン太は旧タイプですでに販売していないようですのでご注意ください。
ワインド用ジグヘッド
出来れば安く済ませたいところですが、ジグヘッド二つ入りで最低でも500円位しますよね。

これに・・・、
これをセットしています。
ジグヘッド250円、ワーム100円、・・・ 合計350円 位でしょうか。
そして・・・、
良く使うのは定番のコレですね!!
そして、定番のルミノーバ。
オンスタックルデザインになると、ジグヘッド+ワーム1セットで500円位しますよね。。。

ボトムをとってのスタックは比較的慣れてくるとあまり起きないのですが、タチウオは歯がごついので、ラインを切られてしまうのでジグヘッドのコストはできる限り抑えたいところです。
ワインド用ジグヘッドの自作
何とか安く済ませたいな、と思いながらアマゾンで見ていたら、ブン太というダート用のジグヘッドを見つけました。
これはもしかしていけるかも!!・・・と思いついた内容です。ワインド用のジグヘッドの作成手順はこちら↓↓
作成手順
- ブン太を購入
- ブン太を取り出す
- ブン太のメインフックをストレートにする
- フックの先端を切断する
- ワームキーパー用にセキイトをまく
- メインフックを取り付ける
- アシストフックとワームをセッティングする
- 完成
では順番に紹介しますね。
ブン太を購入
まずはブン太の購入です。

値段は353円でした。
(353円は2017年当時の価格です。現行タイプですが2023年8月11日時点で446円で3個入りです。)
※上記リンクは現行タイプとなります。
1個当たり70円と激安です。(現行タイプだと148円です。)
ワインド用のジグヘッドとして標準的な1/2オンスの14g(現行だと10もしくは15g)を買います。
ワームサイズは2.5~3インチが適合。
90mmのワームだとぎりぎり許容範囲だと思います。そして、対象魚にはタチウオがあるので、アクションは問題なさそうです。
ブン太を取り出す
取り出しました。フックのサイズは#1位ですね。(現行は#3/0ですね。)

カルティバの静ヘッドよりシャンクは少し短い感じ。
フックをまっすぐにするんですが、そのメリットはワームをゆがまないように取り付けやすくするという意味があります。
ブン太のメインフックをストレートにする
タチウオは立って泳いでいますから下からバイトしてきます。そのため、下向きにフックがついているほうが圧倒的に掛りがよくなるんですね。
作業内容は見たまんまです。

ペンチでまっすぐします。若干力がいるので注意してください。

もうちょっとでまっすぐです。後で先端を切断するので、先に切っておいてもいいと思います。
ペンチが二つあれば、まっすぐにしやすいです。

まっすぐになりました!
フックの先端を切断する
ニッパーで切り落とします。

これは切りすぎて少し短くなり過ぎました。
先端側をペンチでつかんで、適当な箇所で切断します。よく使うジグヘッドの軸の長さを参考にしてみてください。
だいたい2cm位切ればよいと思います。
ワームキーパー用にセキ糸をまく
別に、セキ糸でなくても良いです。

PEラインのあまりとかでもいいです。
セキ糸自体それほど高いものではないので、買っておいてもいいと思います。アシストフックの作成も出来ますし。
セキ糸はアロンアルファでくっつけました。
接着剤も何でもいいと思います。ただワームキーパーとして使用するので、ざらざらした質感だとアロンアルファがよさそうです。
つるつるした感じが良ければ、エポキシ接着剤とかでいいと思います。
メインフックを取り付ける
セキ糸をアロンアルファで固定。

メインフックとしてトレブルフックの#6を下向きに取り付けます。
スプリットリングをスナップを通す穴に着けていますが、ワインドダートを安定させるのであれば、なしでもいいと思います。
スプリットリングをセッティングした方が、スナップの着脱は容易になります。
アシストフックとワームをセッティングする
このワームはオンスタックルデザインのマナティー75です。

この写真のアシストフックは#2なので、ワームサイズが90mmであれば、#1とか1/0とかのサイズがよさそうですね。
完成(まとめ)
無事完成しました。
値段ですが、
- ブン太が70円(現行だと148円)
- メインフックが50円位
- アシストフックが30円位
- ワームが100円位
なので、250円(2017年当時の金額で現行だと328円)です。
市販のジグヘッドと比べて半額まではいきませんがそれなりに安くなりました。現行のブン太だと若干安くなる程度ですね。
フックをそのままでも使えるのですが、トレブルフック&アシストフックはセッティングしたほうがフッキング率が上がると思います。
ご参考になれば幸いです。
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