メジャークラフトのトリプルクロスクロダイ。
中古ですが購入しました!
チニングロッドとしては2本目ですが、オリムピックのシルベラードの次なので、実質的にはグレードダウン。
今回は詳細のスペックとともにブルーカレント77TZ/NANOとの比較も紹介します。
スペック
まずは自重から紹介。
自重:113.9g
チニングロッドとしては重い部類です。8フィートと長いので仕方がない部分ではありますが、それにしても重い。
ルアーウェイトから考えても、もう少し軽量化出来れば人気が出てもおかしくはないのに。
バットが重いんですよね。
一方ティップは軽いです。
ソリッドティップなので当たり前ですけどね。
すみません、ソリッドではなくチューブラーの間違いでした。
前回も自重については紹介してありますのでこちらも参考にしてください。
ブルカレント77TZ/NANOとの比較
それにしても77TZ/NANOとは真逆の特徴のロッドです。
スペックではレギュラーファーストですが、実際かなりスローテーパー気味なんです。
そしてレングスも僅かに長いんですが、この長さが結構キャストに影響します。
バットセクション
TCX-T802ML・・・100.1g
77TZ/nano・・・63.4g
実はリールシートからロッドエンドまではほぼ一緒です。
若干トリプルクロスの方が長いように見えますが、アップロックなのでリールシートそのものが長いんですね。自重の違いですが、リールシートの重さが大きく響いているように感じます。
なおガイドの足はトリプルクロスの方が高い。
バットの太さもトリプルクロスの方が太いです。
ティップセクション
TCX-T802ML・・・13.6g(11.9%)
TZ/nano・・・12.3g(16.2%)
ティップセクションは真逆です。
ガイドの特徴や逆並継なのは同じですが、ティップの線径はほぼ同じ。
トップガイドについているOリング径も同じですかね??素材は77TZ/NANOはトルザイトリングを使用しておりますが、トリプルクロスはSICリングです。
中間ガイド比較
順番にガイド比較していきます。
第1ガイド
第2ガイド
第3ガイド
第4ガイド
やっと差が出ました。
第5ガイド
77TZ/NANOの方がリング径が太い?
第6ガイド
やはり77TZ/NANOの方がリング径が太いですね。
特徴としては繊細なアプローチが可能なロッドであることがわかります。しかもバット部が強靭なので、かなり大物もしっかり寄せることが出来る。
まとめ
印象はわるくないんですが、ただやっぱり重いんですよね。
このクラスだともう少し軽くてもいいと思うんですが、リールとのバランスを考えてリールシート部を重めに設計しているんでしょうか。
前回紹介したインプレでもありますが、スロー気味でもアタリはしっかり取れるので感度は申し分ないんです。
ただ硬いロッド、パリッとした感触が好きな方はNGです。
ティップがやわやわなので。
バットの粘りはありますが、プラグできびきびとした操作はあまり得意ではないかもしれません。トッププラグはそれなりに使えましたけど。
持ち手に重みが来るのが好きな方は抜群にいいと思います。
しっかり・がっしりしたロッドだと思いますし、チューブラーにも関わらずティップの繊細さや、喰わせる為の柔らかさが体現出来ているモデルですね。個人的には、アジングロッドでブリームゲームをするくらいなので、ティップの柔らかいロッドでドリフトさせたりするのは好きですから、今のはやりとは真逆ですが、全然アリだと思っています。
キャスト時のブレを気にしなければ、テキサスリグで7g前後のシンカーがちょうどいい感じ。ロングロッドなので遠方もしっかり攻めることが出来ますね。
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