前回はガイド曲がりを直してからスレッドを取り除き、折れた箇所を継ぎました。
今回はキズを補修してスレッドを巻きますよ!
グリップ清掃(EVAやすり掛け)
EVAのグリップがへたっていたので、やすり掛けします。
マスキングテープで保護してから、240番位で削ります。番手が低いと荒いので、削れ過ぎに注意です。
本当に結構削れ過ぎるので、整えるだけだと360番の方がいいです。汚れとヘタリが強かったのであら削りしてから整えます。
この通り、綺麗になりました。
へこみもだいぶ目立たなくなりました。
これをライターで炙ると質感が復活します。
こんな感じですね。熱で膨張して新品とそん色ない程度に復活します。結構簡単なリペア方法でヤマガブランクスさんが紹介していました。
ウレタンコーティング
スレッドを除去するとこんな感じでウレタンクリアがくすんでしまいます。
わかりにくいのですが、白濁した感じになっています。
それで、これです。
ダイソーのメイク用のスポンジとこれを使うと結構うまく修正出来ます。軽くつけて白濁した箇所をクルッと2週くらいさせると・・・
作業方法等、詳しくはこちらに乗ってます。
分からないくらいの補修力です!
すぐに乾いてくるので、素早く行うのがコツです。添付後は突っ張るし柔らかいので触らないように注意です。
丸1日置けば一応大丈夫となっていますが、もう少しおいてから使用した方がいいですね。1週間くらいするとかなり定着して硬度もそれなりになっていると思います。
ロッドキズの研磨
セパレートグリップの間のブランクが傷だらけなので、研磨して補修しようとしましたが。
800番位の耐水ペーパーで研磨したところ、削りすぎてしまいました。。
塗装面を完全にはがしてしまいました・・・。
下処理、その上部、そしてエポキシの3層構造のようです。
自分は塗装の知識や道具はありません・・・。
さて、どうしよう・・・。
色々考えました。
スレッド巻き
セパレート部を全面スレッド巻きすることに。
ちょうどブライトスレッドがあったので、それを巻きます。
また使用用途が見いだせないホワイトのダルスレッドもあったので、ピンラインを入れてみます。
おお、上出来です。
それぞれAスレッドを巻きました。結構時間が掛かりますね。細いので相当な時間が掛かりました。巻くだけで1時間近くかかったかも。
後日これをコーティングしていきます。
続いて、ガイドのスレッド巻きです。
ビフォー。
エポキシがくすんでいますね。錆か黄ばみが出ています。
アフター。
コーティング前ですが、かなりよみがえります!
ガイドの向きをそろえてやります。
ガイドを巻く際に、ホットグルーを添付しているので、ガイドの調整の際にブランクを傷つけずに済みます。
少し太めのDスレッドです。
ピンラインを入れるのも慣れていないと難しいですね。
まとめ
ガイドのまき直しやキズのケアでロッドがよみがえっていくので気持ちいいです。
今回は古いガイドスレッドを除去しました。次回かなり苦戦しましたが、ガイドコーティングを紹介します。
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